遠藤 隆明 Endo_Takaaki

代表取締役/税理士

遠藤 隆明 Endo_Takaaki

代表取締役/税理士

ディフェンドでの役割を教えてください

中期経営計画の作成を税理士の立場からサポートしています。 また、お客様に様々なアドバイスをしていく傍らで、ディフェンドの事業立ち上げの実務責任者として、サービスの内容の企画やコンセプトの決定に携わっています。

税理士になったきっかけ

私の実家は、埼玉県で小さな建設業を営んでいます。そのこともあって、小さいころから会社経営というものは身近な存在でした。兄がその会社を継ぐことが決まったときに、「自分はなにが出来るだろう」と考え、選んだのが税理士の仕事なんです。両親が、税理士さんを「先生」と頼りにする姿を見て、息子が税理士だったら、何かあったときに助けになるだろうと思い、20歳のときに本格的に税理士を志し、30歳のときに税理士資格を取得しました。

税理士らしくない税理士を目指す

税理士資格取得まで10年。業界の中では「長くかかったなぁ」と言われることもありますが、私は初めからそのつもりでした。勉強し始めたのが比較的若かったというのもありましたが、何よりの理由は「税理士の先生にこんなこと相談してもいいのだろうか?」と迷う両親を見て、税理士になるなら、もっと敷居の低い、相談しやすい税理士にならなければと感じたからでした。そのために10年かけてでも、勉強だけじゃなく、いろんな経験をすることが大事だと考えたんです。

なので、その10年間は、税理士を目指す人間としては、真面目にやっているのか!?とも言われるような生活もしていたと思います。でも、仕事に、勉強に、遊びに、そしてラグビーにという幅広い経験は、今、凄く活きていると思います。まぁ、受かったから言える話ですけどね(笑) 私は、税理士の仕事も「サービス業」だと思っています。いただく対価は、数字をはじき出した結果に対してだけでなく、お客様からの「信頼」によっていただくものだというのが、私の考えです。もちろん、通常の業務をこなしていれば、一定の満足はいただけます。ただ、真の満足を得るためにはその気持ちが必ず必要だと思っています。

税理士としてのやりがいと葛藤

そうやって、人と人とのコミュニケーションを大事にして税理士の仕事を行うことで、信頼をいただけるお客様の数も増えてきました。

食事に連れていっていただいたり、休日も共にしたりと親しくさせていただけるお客様もいます。何より嬉しいのは、税理士の仕事を超えた「これからの会社の経営の方向性」や「人事」などの相談も受けるようになったときのこと。そういう相談には、本業を忘れてしまいそうになるほど「お客様のために」と熱が入っていたようにも思います。 しかし、一方で、税理士の仕事を超えた相談が本業の仕事を圧迫するようにもなっていることも事実でした。 本来は、いろいろアドバイスを差し上げたい。 でも、片手間でいい加減な助言も出来ない。 「このままでは、実家に来ていた税理士さんと同じだ・・・」 そう思っていたところに、斎藤所長から、ディフェンドの話があったんです。責任の重い仕事だとは感じましたが、専任のスタッフをおけば、企業へ将来に対するアドバイスが存分にできること、税理士の私がこの事業に携わる意義、所長の熱い想いに共感し、(株)ディフェンドの立ち上げに携わることを決意しました。

もっと何でも相談できる税理士に

これからは、ディフェンドを通じて多くのお客様の「将来」のご相談に乗っていきたいと思っています。

特に、今後5ヵ年経営計画を作成することは、税理士の立場から見ても、とても意味のあることだと感じています。実際に自社の経営計画を作成してみたり、作成されたお客様の声を聞いて、改めてその有効性を実感しました。 ・ ・・欲しいものを買うために、あれを節約して、いつまでにあれとこれを・・・ よく考えると、個人でもやっていることですよね。会社でも当然必要なことです。 個人的には、今後も堅苦しくない、「何でも相談できる税理士」にもっとなっていきたいと思います。初めてあなたとお会いしたときに、「こんな税理士もいるんだね」って親近感をもってもらえたら嬉しいですね。

榎本 敏宏 Enomoto_Toshihiro

取締役/経理支援

榎本 敏宏 Enomoto_Toshihiro

取締役/経理支援

コンビニの店長から、財務の業界へ

父親の影響で昔から、そろばんやら算数や簿記など数字に関することが好きだったというのが、この仕事に就くきっかけです。細かいものをきっちりそろえることが好きな子どもだったんです。

でも、商業高校卒業後、そのまま財務の道を選んだわけではなく、前職はコンビニの店長をやっていました。ただ、心の中でいずれはこういう仕事に就けたらなぁとはずっと思っていたんです。そんな時、斎藤会計事務所とのご縁があって。思い切ってチャレンジすることに決めました。

「顧問契約の解除」のショック。 そこから学んだコミュニケーションの大切さ

資格といえば簿記くらい。そんな中で飛び込んだ会計の世界、初めはピンチの連続でしたね。 簿記や会計など勉強していた知識が、現場ではまったく通用しない。

初めのうちはただ覚えようと必死でやっていたのですが、 あるとき、顧問契約を変えられてしまうということがあったんです。 知識も経験もなくて、いっぱいいっぱいだったというのもありますが、今思えばコミュニケーション不足でした。当時は送られてきた資料を処理するだけで、こちらからアクションを起こさなかったため、信頼を築けなくて、結果、顧問契約を他の税理士事務所にされてしまったんです。 「与えられた仕事のみではお客さんはついてこない」ことを学びました。 思えば、コンビニで働いていたときもそうでした。 コンビニって一見接客の要素が少ないように思えるのですが、毎日来てくれるお客さんっているんですよね。そういうお客様を増やしていかなければいけないのですが、それって、与えられたレジの役割をこなすだけではダメなんです。お客様との会話、これが大事なんです。以前は出来ていたのに・・・、ものすごく悔やんだのを覚えています。 これ以降、お客様とのコミュニケーションを大切にすることで、信頼してくれるお客様を増やしてきました。  

信頼を得た、大切なお客さんを救いたい!

業務も少しずつ習得し、担当するお客様も増えてきた、そんなあるとき、仲のよいお客様の会社が倒産してしまうということがありました。 ショックでした。 いろいろ話は聞いていました。でも、何も出来なかった.

「もしかしたら、つぶれなくていい会社だったのかもしれない」 会社の数字を知っておきながら、何か出来ることはできなかったのか、悔やみました。 「なんとか出来なかったのか・・・」 そんなときに、斎藤所長からディフェンドの話があって。税務の知識だけでなく、そういう知識も学ぶことが出来たら、いつも仲良くさせていただいているお客様を救えるのではないか。そんな思いもあって、ディフェンドの立ち上げメンバーとしてやっていく決意をしたんです。  

10年経って改めて気づいた、コミュニケーションの大切さ。

私が仕事をする上で一番大切にしているのは、お客様のとのコミュニケーションです。

数字なんて・・・と言ったら怒られるかもしれませんが、計算は誰でもできる。他の会計事務所さんでもできる。ではなぜ、自分に頼むのか? この仕事をはじめて10年くらい経って改めてそう考えた時、出した応えはその「数字の先」のこと。困りごとややりたいことが出てきた時に、クライアントが相談しやすい存在でいられているか? その相談に応えられるかどうか、そういう人間関係ができているかどうか、が私の価値であると気づいたんです。 相手が求めていること以上に気づくこと 時にはクライアントから「そこまでしなくていいよ」と言われることもあります。 「働きすぎ」と周りからも言われることもありますが、 私にとっては必要なことであり、苦にならない作業です。 せっかくご縁があったなら、任せてもらえたならある程度深く踏み込んだ仕事をしたい。 そんな風に思っています。  

菅野 伸哉 Kanno_Nobuya

行政書士/IT支援

菅野 伸哉 Kanno_Nobuya

行政書士/IT支援
自分の仕事は、本当に役に立っているのか? SEとしてスキルを身につけるも悶々とする日々 この仕事に就く前は、大手のシステム会社でSEとして働いていました。 手掛けていた案件の中には、大規模な仕事もあり、それなりにやりがいも感じながらも、もやもやした気持ちも抱えていました。 「この仕事は誰の役に立っているのだろうか」大きな案件では特に、業務は分担制となり、私個人として担当するのはその一部ですので、システムを構築した先にいるはずの顧客が、人が見えなかったかのです。 もっと、自分の力で人を助ける仕事を。 そう思い、一気通貫できる仕事を探す中で「士業」というものに興味を持ちました。   一気通貫でできる仕事、士業の道へ ディフェンドとの縁は、そんな士業に興味を持つ中でみつけたある求人でした。 ~総務・IT担当募集~いわゆる社内SEという、社内のシステム化、効率化、そしてシステムトラブルに対応する保守を行う仕事です。 これなら、自分のスキルを活かしながら、士業というフィールドにも足を踏み入れることができるかもしれない。そう思い面接へ。 「慣れてきたらぜひ、税務のこともやってみて」そんな言葉ももらい、ディフェンドのグループ会社である、税理士法人ANSIA(アンシア)に入所。やがてディフェンドの業務にも携わることになりました。   システム化による業務効率化SEのスキルを活かせる「経理代行」という仕事に出会う 代表の遠藤から「ちょっと手伝ってもらえないか?」と誘われ(何をするんだろうか・・)と思っていた私に与えられた仕事は「経理代行」の仕事でした。 経理代行というと、一般的には、請求業務・支払い業務・給与の支払い業務を代行して行うことが頭に浮かぶかと思います。 加えて遠藤には、業務をIT化(クラウド化)をしながら、例えば請求発行するにした時にどういうやり方をすれば効率的か? などという、業務効率化のアドバイスをする支援をしたいという狙いがありました。 確かに、私達が支援させていただく中小企業様の中には、未だIT化がスタートできていない会社も多くあります。その理由はよくわかるのですが、ズバリ、どうすれば良いのかわからない、ということがあるんです。ITは、単純にシステム入れれば良い会社もあるが、フィットしないケースもあります。大手であればITの専任担当がいて、その人が会社の人数や文化に合わせて少しシステムをあわせることでうまくいくのですが、中小企業ではそうもいかない。 それを私が一時的に各社のIT担当になって、業務が効率よく流れるまでを支援させていただく。そんな話を聞いた時、ワクワクしましたね、自分の力で救える会社があるって! 遠藤からしてみれば、ANSIAで私がやっていることを他の会社でもやれば良いじゃん、という感じだそうですが(笑)   最後は自分がやる、この責任感が私のポリシーです。 「前より経理にかける時間が短くなったわ、月末が全然怖くない」 「経理代行をお願いしてから、安心して仕事に専念できるようになった」 「利益を意識するようになり、同じ仕事量なのに利益率が上がったよ」 「結果的には、従業員を雇うより効率的だったね」 クライアントからそんな声がいただけることが今の私のやりがいです。 「菅野さん、行政書士の資格も持ってるんだっけ? 仕事お願いできない?」 直接指名で仕事をいただける喜びは、SE時代ではまず感じられませんでした。 当初は、遠藤から相談があってはじめた仕事ですが、今は自分の仕事。 ディフェドはチームですが、仕事は自分の仕事。 何かあっても最後の最後まで自分が動く。 そんな気持ちで、細かいチェックや抜け漏れがないよう責任を持った仕事をしていきたいと思います。  

新谷 峰男 Mineo_Shingai

コンサルタント/事業計画・経営支援

新谷 峰男 Mineo_Shingai

コンサルタント/事業計画・経営支援

信用金庫のトップセールスマンから、財務の業界へ

小学校3年生から大学を卒業するまで野球に打ち込んでいた私。 実家が農家をしていたこともあり、就職先に選んだのは地元の信用金庫でした。

当時は金融業界に特段の関心があったわけではありませんでしたが、 男なら「トップ」を目指すべし! そんな意気込みでがむしゃらに仕事に打ち込みました。 人とスグ仲良くなれる、そんな自分の特性を活かし、 飛び込みもたくさんやりましたし、それに伴い成果も出るようになり、 所属していた「融資開拓部門」の中で営業成績トップにまでなることができました。

「ノルマのための仕事」本当にこのままでいいのか?

トップセールスになりほどなくした頃、ある疑問を抱くようになりました。 ノルマをクリアするだけの仕事で、自分の未来・成長はあるのか…

思いふけるも答えは出ず、 いつもと変わらぬ仕事をしていた時、ある出来事が起こりました。 「経営判断で、融資はできない」 私が自信を持って融資の上申をしたお客様の話です。 お客様とも綿密な打ち合わせもしましたし、 ルール上も無理な融資ではなかったはず。 でも、銀行の経営判断というなんとも歯がゆい理由で融資ができなかったのです。 (この会社は、成長する会社なはずなのに…) 先方にもとても気まずい想い。 私の中でとても悔しい気持ちが湧き出た出来事でした。  

目の前の、その人を大事にできる仕事をしたい

実は、このようなことは以降も続きました。

  にもかかわらず、お客様は私のことを信頼し続けてくれました。 「新谷さん大丈夫、それよりもこっちまた手伝ってよ」 「新谷さん、この前は残念だったけど、また電子申請を手伝って」   (やっぱり、お客様あっての仕事、お客様あっての私だよな) 自分自身、考えを改め直し、信頼してくれるお客様のための仕事を決意。 ノルマを追い続けることをやめました。そのおかげか、自分のことを呼んでくださるお客様も増え、仕事も楽しくなってきました。 しかし、もう一つ私にはある不安がありました。   (このままこの仕事を続けるべきか、否か) 自分自身の動きは変わりましたが、銀行の文化まではそう簡単に変わりません。 せっかくお互いに前向きになってもその先で止められてしまう。 気づいたら、入行して15年。 迷っていたころに、ある出会いがありました。  

お客様と一緒に「成長」し続けたい

ディフェンド代表の遠藤との出会いです。   遠藤は、当時福岡にいた私と共通のお客様を東京から出向いて支援していました。 一度来ると朝から晩までつきっきり。それ以外にも、メールや電話で頻繁なやり取りをして、その会社の経営改革・財務改善に取り組んでいました。 「遠藤さんのおかげで」 業績が改善し、会社が前に進む、成長の光が見えるごとに、 お客様から発せられる言葉でした。  

自分も40歳の年齢。 このまま勤め上げるか。 東京に出るべきか、地元に残るべきか。

でも、自分が成長するためには…

 

「ディフェンドで仕事がしたいです」 私の決断の瞬間でした。

私がディフェンドに入った理由は、 「お客様と共に成長したい、目の前のお客様を徹底的に支援したい」 そんな想いからです。   私は、根本的には、人が好きな人間です。 これまでの金融の経験を活かしながら、 業務改善に対してお客様に寄り添いっていきたいと思います。 これからどんな出会いが待っているのか? とても楽しみです。